多摩ニュータウン散歩(30)

2024年9月15日 宮入芳雄

2024.7.22【写真①:多摩市落合1-44】
2024.7.22【写真①:多摩市落合1-44】

7月22日午前11時、多摩市の予想最高気温37℃。いつもは車も歩行者も多い多摩センター駅付近の交差点も人影もまばら。腰が曲がったお婆さんが横断しようとしていた。この暑さで大丈夫かな。

2021.8.24 【写真④:多摩市関戸4-16】
2021.8.24 【写真④:多摩市関戸4-16】

サルスベリが咲く小さな公園。ブランコに父子が座っていた。考えてみると最近ブランコがある公園は珍しいかも・・・。

2024.7.18 【写真②:多摩市豊ヶ丘2-1】
2024.7.18 【写真②:多摩市豊ヶ丘2-1】

窓ガラスに「チュウゴクアミガサハゴロモ」が停まっていた。最初「アミガサハゴロモ」だと思ったが、翅の色と白い紋の形が違う。東南アジアや中国大陸に分布する種で、2018年頃から日本国内で見られるようになった外来種。蛾の仲間の様に見られるが、セミの仲間。顔を見ると納得できる。

 

 

 

2024.8.26【写真⑤:多摩市落合1・パルテノン大通り】
2024.8.26【写真⑤:多摩市落合1・パルテノン大通り】

「京王プラザホテル多摩」の解体工事が進んでいる。新型コロナによる中国人観光ツアーが激減したのと耐震の問題もあったらしい。これで多摩市からビジネスホテルも含み、ホテルが一軒も無くなってしまった。跡地には商業施設を含む高層マンションが建つ予定で、「若い人たちに来て欲しい」そうだが、ここは多摩センター駅前の一等地。若い人たちが買える訳は無いと思うのだが・・・。

2024.7.18【写真③:多摩市豊ヶ丘2-1】
2024.7.18【写真③:多摩市豊ヶ丘2-1】

 窓ガラスのサッシの隙間にニイニイゼミが停まっていた。樹木ではなくここで最後の時間を過ごそうとしていたのだろうか。

2024.9.8【写真⑥:高知市佐川町】
2024.9.8【写真⑥:高知市佐川町】

 

【ネタが無いので番外編】

安いチケットが手に入ったので、9月8~9日高知市周辺を旅した。目的は「土佐の絵金」の絵と「高知県立牧野植物園」。牧野富太郎の故郷「佐川(さかわ)」の街を歩いていたら、ちょっと湿った場所に見たことが無い花が咲いていた。名前が分かったのは翌日の牧野植物園で「スズムシバナ」キツネノマゴ科の植物で近畿地方以西に分布するという。図鑑の写真も佐川町で撮影されていた。こういう植物に出会えるので、旅は止められない。



多摩ニュータウン散歩(29)

2024年7月14日 宮入芳雄

2024.7.11【写真①:多摩市落合1-34】
2024.7.11【写真①:多摩市落合1-34】

 

6月22日梅雨入りした筈なのに梅雨空にならない。アジサイの花も色あせてしまった。

2024.7.4【写真④:多摩市関戸6-11・多摩市役所前】
2024.7.4【写真④:多摩市関戸6-11・多摩市役所前】

7月7日の都知事選挙はひどいものだった。SNSで顔と名前だけを拡散させて票を集める候補。選挙ポスター掲示板を乗っ取った○党。さすがに多摩ニュータウンには来ないだろう、と思っていたが、市役所前の掲示板がやられていた。やれやれ。

2024.6.27【写真②:多摩市落合5-5・宝野公園】
2024.6.27【写真②:多摩市落合5-5・宝野公園】

この時期、南アフリカ原産のアガパンパスの花をあちらこちらで見かける。美しい花の割には栽培が簡単なようだ。

2024.7.9【写真⑤:多摩市豊ヶ丘2-1】
2024.7.9【写真⑤:多摩市豊ヶ丘2-1】

数日前からニイニイゼミの鳴き声が聞こえ出した。一斉に羽化したのだろう。いたる所で脱け殻を見ることが出来た。すでに寿命が尽きたセミもいてアリに解体されて運ばれていた。

2024.6.27【写真③:多摩市落合1-28】
2024.6.27【写真③:多摩市落合1-28】

歩道に植えられているタイサンボクが開花した。大輪の花と甘い香り。最近、嗅覚が衰えた私でも、この香りは嗅ぐことが出来る。

2024.7.1【写真①:多摩市落合1-34】
2024.7.1【写真①:多摩市落合1-34】

多摩センター駅から徒歩5分。「東京都埋蔵文化財センター」に隣接する「縄文の村」(多摩ニュータウンN0.57遺跡)。

多摩ニュータウン開発に伴い遺跡調査が行われた結果、多摩ニュータウン地区は周辺より住居跡が多かった。縄文時代もここは住心地が良いニュータウンだったようだ。



キヌガサタケ                                      2024年7月4日 白井操子

撮影場所:埼玉県寄居町の我が家の裏庭

撮影日:6/20 午前8時と午後5時

朝8時に見つけて午後5時に見たときはしおれて倒れていました。

キヌガサタケ 朝8時
キヌガサタケ 朝8時
キヌガサタケ 午後5時
キヌガサタケ 午後5時


房総丘陵を歩く(4)                                  2024年7月1日 清水好博

これから梅雨明けして本格的な夏を迎える。房総半島勝浦市は「関東地方で夏一番涼しい街」を売りに移住や観光のPRしている。過去100年一度も気温35°Cの猛暑日になったことがないそうだ。理由は海が急深で冷たい海水が湧きあがり、山側の複雑な崖地地形と相まって冷涼な空気が流れ込むからだという。暑い夏は房総半島を涼風にふかれながら散歩してはいかがか。